2015年09月21日

NASBAの方々とカリフォルニアで会議(1)

International Examination −日本受験

先週、カリフォルニア州のサクラメントでNASBAの方々とお話する機会がありました。日本受験に関して、色々とデータをお持ちで、検討事項などをお話する機会となりました。今後も皆さんに是非頑張って頂きたいということでした。同時に、次の2点を危惧されているということでお話がありました。今回はその一点を紹介します。

<Informed Consentの内容の理解>

日本受験の手続きをされた方は見たことあるかと思いますが、じっくりと内容を確認して読んだことは無いかと思います。これから受験の方は”何のことだろう?“と思っていることと思います。

日本受験をする際にInformed Consentに同意したということで手続きが進みます。
詳細は下記URLでいつでも内容確認できますので、一度ご確認ください。
http://www.nasba.org/files/2011/10/InternationalConsentAgreement.pdf

手続き上でこのInformed Consentを目にするのは、日本受験の手続きの際で、OKをしなければ先に進めないため、兎に角、ゆっくりと読むことも無くOKする方がほとんどではないでしょうか。
実際に、中川も日本受験が開始になるという何年も前に内容を確認するために読みましたが、その後、文面が長くなっているとは気づきながらも、避けられない手続きですからじっくりと読むこともありませんでした。受験生の皆様もそうだと思います。

この文面を読む時間があるならば、問題を一問でも余分に解きたいという思いがあるかと思います。(お時間が許すようでしたら、是非ご確認ください。上記URLで全文を読めます。)

重要なポイント
“4科目合格後、3年以内にライセンスを取得する。”
3年間は合格者リストに名前が載りますが、3年後にはリストから名前が消える。

1)ライセンスを取得するのに必要な実務経験
必要とされる実務経験の内容は州によって違います。(意図的に、ワシントン州がInternational Candidatesでも取得しやすい条件をそろえているようです。企業の経理事務の経験も内容次第で実務経験となります。)

2)CPAによる書類のサインが必要
勤務先やお知り合いに居ない限り高額を支払うのが現状ですが、この点に関しては、今後NASBAで検討して頂けるようです。(どのようにしてInternational Candidatesが書類にサインを得るか?!に関して、米国と状況が違う点をご理解いただいたかと思います。)

3)合格後、会計・経理関係の仕事に転職等しなかった場合、つまり、3年以内にライセンスを取得しないとリストから消える。ただし、合格者としての名前が消えるわけではありません。3年過ぎても、条件を満たした時点でライセンスを申請でき、取得できます。(3年過ぎた方の名前はアーカイブで保管されます。)
** Informed consentにOKをした以上は、ライセンス取得が条件ですが、万が一、実務経験を満たす状況になれず、取れない場合に特別なペナルティーはありません。

念のため、3年以内にライセンスを取得すると、申請をした州のCPA保有者のリストに記載され、ほとんどの州がネットで確認できるようになっています。

今後、ライセンスを取得するための書類のサイン、また、日本でこのライセンスがどのような価値のあるものとなるか?と言う点が、重要となります。このライセンスを持って日本国内でどのような位置づけとなるか?大手企業や外資で仕事が出来るだけでなく、日本の会計士や税理士と同等の位置づけになることが、有るべき姿かもしれません。この点もNASBAは検討頂けることと願っています。

NASBAと話をした他の点は次回でご案内します。

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オフィスアメリカ
中川 真由美
〒531-0017 大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル20F
TEL:06-7711-1813 FAX:06-7711-1501 
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E-mail: officeamerica@applycpa.com


posted by Mayumi at 09:24 | TrackBack(0) | 日記
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